
7年前の、3月11日。
私のガラスフュージングインストラクター研修の初日でありました。
西宮の先生宅でわくわくどきどきしながらガラスを切っていた最中です。
今、どこかでえらい地震が起きたらしいと先生が。
作品作りを終えて車で海伝いに帰ろうとしていると、
物々しくマイクロホンで何かを呼び掛けている車両や警備の人が立ち始めていました。
よくわからないけど、ここを走っていたら何かに襲われてしまうんだろうかと不安にかられながら帰途に着いたことを思いだします。
時は誰の上にも同じように、淡々と過ぎ去って行くものですね。
何の縁と思えばいいのか、ガラスフュージングを今もやっています。
色んな色のガラスが溶けてひとつになることが、なんかいい。
誰とでもできる。
世の中にある色んな仕切りが溶けて混ざりあってこんな風になるともっといい。
絵空事でしょうか?
ドロドロ現実はそんなきれいにおさまりません。
それでも私はささやかな希望をのせてます。
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